甲子園の歌って、あれだよね、Greeeenの曲だよね?
え、違うの?「キセキ」じゃ、ないの?じゃあ「遥か」の方?
えええええっ?それも違う? というか、そもそも甲子園の歌って、なんのことだって??
キサマー!それでもニッポン人かっ!!そんなことも知らんのか!!!歯を食いしばれ!!!!修正してやる!!!!!
ガンダム?ガンダム用語?キサマとか、シュウセイとか、シャー?ブライトさん?
まあいい。
これ以上細かく書くと、何かを誤解される。スゴい詳しいと思われる。
監督が富野由悠季さんでキャラのデザインは安彦良和さんでロボットは大河原邦男さんとか
そういうこと書き連ねると、何か違うサイトだと思われる。
ここは「野球」なのだ。「青春」なのだ。そして「くも、わかく」なのだ。
ん?
ちょっと整理しよう。
まず、ガンダムのトミノさんとヤスヒコさんとオオガワラさんについては有名な話だ。
こんなことを書いても、マニアにとっては「ケッ」てなもんだ。
その手の話を超えるマニアっくな情報については、●やっち選手に任せよう。
そうではなくて「くもわかく」の話だ。
違う?
ずーーーーーっと、そうだと思っていたことって、あるよね。
あの歌、「くーも若く〜、光溢れて〜え♪」だと思っていた。そりゃ確かによく考えたらおかしいわな。日本語として。
雲が若いって、いくら高校球児の歌にしても、何だか違和感がある。
というかこの歌、タイトルは「栄冠は君に輝く」というんでしたね。ああ、青春の感じだ。素晴らしい。
若いうちは大いに汗をかき、涙し、熱中症に気をつけるのだ。そうだ、本当にそうだ。時代は変わったのだ。
今どきの若者が軟弱だからではなく、地球が異常にイジョーになってきているのだ。
もはや、根性だけでコンダラを運べる時代ではないのだ。本当に気をつけるように。
で?
そう、「で」、だ。栄冠は君に輝く、略して「ええきみ」の歌詞は「雲は湧き 光溢れて」だ。
というか、タイトルを略したら、急になんというか、その、青春感が無くなるなあ。
ところで、青春ってなんだ。
若いことか?それが青いのか?そして春なのか?なのになんで「真夏」の甲子園なのだ?
ま、いいか。
いやいやそれにしても、勘違いしたまま年を取ることというのはあるもんで。
とあるお笑い界の大御所さんが、子供に「お疲れ様です」と言われるのが気に入らんと言ったとか言わないとか。
確かに、子供がそんなことをいうと、大人びたというか、こまっしゃくれている感じがする。
でも実は、この大御所様は、少し微妙に、しかし大きく間違っていたことがある。
実は「お疲れ様です」は目上の人間に使う言葉なのだ。
そして「ご苦労様です」の方はむしろ、目下の人間に使う言葉なのだ。by大辞林
どう?オトナになるまで勘違いしたままだった、という人、いたでしょう。ドキッとした人。
うむ。
しかし実は、これにも諸説あるのだ。
相撲の世界では先輩力士に対して「ご苦労様」と言うとか、そもそも江戸時代ではどっちでも良かったとか。
まあ、言葉なんてそんなものだ。「いそん」も今では「いぞん」とN●Kが普通に使っているしね。
いやまて。何をマジメに日本語のことを語っているのだ。ここは野球のサイトであろうそうろう。
「雪花菜」という言葉が読めなかろうが、「櫚梠」が何だか分からなかろうが、そんなのカンケーねいのだ。
なぬ?
関係ないことないですと?どういうことですかでん?
「おから」の方はさておき「櫚梠」は大事なのだ。
これは「しゅろ」と呼ぶのだ。タワシとかに使われる、南国的なところに生えているアノ木だ。
なぜこれが大事なのか?次の文章を見ていただこう。
美しく匂える健康
若人よ いざ
緑濃き 櫚梠の葉をかざす
感動をまぶたに描け
ああ 栄冠は君に輝く
そうだ。そうなのだ。
なんと、栄冠は君に輝くの3番の歌詞に出てくる言葉なのだ。
しゅろ?なんでしゅろ?白球を追いかけるから、しろっぽい語感?
違う。
なんと!
調べた。調べてみた。これはスゴい。
シュロの花言葉は「勝利」なんだそうであるうううううう!!!!!
勉強になった。調べてみるもんだ。
西洋の絵画ではシュロを勝利の象徴で描かれることもある、とベストアンサーに選ばれた人が言っています。
古代ローマでは格闘技の勝利者にシュロの葉が与えられることから来ている、と別のベストアンサーサーが言っています。
なるほど。
まあ、真相は伊藤久男さんに聞いてみなければ分からないが、そういうことなんでしょう。
ところで、シュロって漢字で書くと「棕櫚」だったり「棕梠」だったりするんですが「櫚梠」とは書きませんねえ。
どうして、この歌の詞を調べると「櫚梠」という漢字で「ろろ」みたいに出るんだろう。昔はこう書いたの?
うーむ。
ま、その辺は、夏休みの自由研究か何かにして調べてみてください。オトーさん、カブ上がるよ。