野球をはじめてからわずか3ヵ月、ということになっている大型ルーキー・にいツー選手。
「ということになっている」というか、事実、ほぼそのとおり。
学生時代は野球サークルのようなものに在籍して、そんでもって、ちょっとだけピッチャーをやっていたというが
野球のルールは「打って守って走って」しか知らなかった大型ルーキー。
どうやって盗塁したらいいかもよく分からなかった、まさにシロウトさん。
我がチームに初登場したのは昨季の最終戦だが、正式加入はこの春から。
にも関わらず、にも関わらず
うむ。
いいよ。いい、活躍っぷりだよ。
とても野球はじめて3ヵ月とは思えないね。実質ね。
おっと。
マジメに野球の話をしてしまった。
いや。野球のサイトなんだからマジメに野球の話をしていいのだ。いやいや、すべきだ。
「べき」ということは「must」ということだ。つまり「should」だ。
あってるのか?あっているだろう。なんとなく中学生英語だ。習った気もする。
ニンゲンとはもはや、何十年も昔のことをそうそう記憶していない。
授業で覚えていることといえば、教師の話が催眠術の呪文に聞こえたということくらいのもんだ。
落書きの教科書と、外ばかり見てた俺、だ。
そんなルーキーの出身地に、ついにアレがやってきた。
そう。スタバだ。スナバはあるけどスタバはない、と言われてきた土地についに上陸だ。
なんでも報道によると、スナバのスタバには、開店時に1000人並んだとか。
うへっ。
きっと、カウンターに行き着く前に喉が乾いて、近所のコンビニでジュースを買った人もいるだろう。
本末転倒だ。本来の末が転んで倒れることだ。
まつ?まつってなんだ?
商業?「末=商業」という意味?そうなの?
まあいいか。とにかく末が本来とは違ってすべってころんで大変だ、ということだ。
んで、15の夜なんかとっくに遠い昔となったレジェンドがマウンドに上った。
野球の話だ。野球の話をしよう。野球チームなんだから。本末は。
てか、レジェンド?
どうにも最近「レジェンド」という言葉は「年寄り」という意味になった気がする。
なんだかバカにされているようだ。うーむ。めげずに前に進もう、お年寄り選手諸君よ!
ということで、スナバの国からやってきた20代前半のスーパールーキーが発奮するなか
年寄りレジェンドはマウンドにあがって15失点。前代未聞だ。
そもそも、なぜこうなったのか?
エース山●投手が副業の都合で、本業であるジャムコーポレーション・レイバンスへの参加が今後しばらく不安
という事態になったとの大ニュースを受けて、急きょ、他の投手を急造し始めたのだ。
その集大成が今回の試合だった。
ちなみに、●添投手の方ではない。●田投手の方だ。
おっと。
いけないいけない。あんまり我チームの情報を漏らすのはやめよう。
どうにも、スカイツリーグ内では特に、我々は強豪だと思われているフシがある。
選手の情報を表に出したりするとマークされてしまうじゃないか!あわわわ。情報戦だ。
スカイツリーグの皆様。本当に誤解です。raVensはそんなに強くありませんよー。だから、手加減してくださいー。
どうだ。
こんな喧伝方法でいいか。情報戦だ。情報を制するものは戦いを制するのだ。
将を射んと欲すれば先ず馬を射よ、だ。
馬の耳に念仏で、馬耳東風、そして、ブタの生レバー禁止で馬の人気が急上昇だ。
そもそも、使い方を間違ったな。
まあいいか。だって、授業で覚えているのは「眠気との戦い」だけだ。
故事成語とか諺とか、そんなもの覚えなくてもなんとかなるもんだ。そもそも本末転倒なのだ。
いや、違うぞ。
なにが?
意味が、ね。そうだね。使い方は違うね。
そういうことではない。
まあとにかく、学生諸君。勉強は大事だぞ。いまのうちに勉強しないとレジェンドなオトナになっちまうぞ。
ということで、レジェンド選手は山田ショックを和らげるため、というか回避するため
自らの肉体にムチ打って投手として登板したのだが、それもどうにも、本末転倒だった。
チームが勝つためにどうすればいいかを模索していたのに、カンペキに打たれまくりのボロ発掘では、ねえ。
ああ、でも逆か。こういう方式に打って出ると負ける、という答えを教えてくれたんだよね。きっと。
さすがレジェンドだ。
うむ。
しかしこれで、カンペキに「伝説」になったなあ。史上最悪だと思われる大失点という、ね。