開幕するも無期限試合延期

2020年季は合同自主トレを2度実施し、さらにオープ戦も開催。そして、開幕後は連続ダブルヘッダーが展開されるなど順調な滑り出しに見えたが、ここに来て異常事態だ。その悪夢のスタートとなったのが3月29日予定の光が丘公園戦。サクラが満開見頃を迎えた瞬間に、季節外れの大雪となった。この状況では通常でも試合は叶わない。その上でさらに世界を震撼させる出来事により、ついに球場運営側から使用中止の勧告が出されたのだ。期間は2週間。事態を重く見た球団側もそれに合わせ今後2試合の試合停止を決定した。ところがそれに留まらず、その後さらに球場使用が5月末まで延期された。球団も緊急会見を開き無期限での試合延期を発表。ホームグラウンドの使用は不可だが、世間が落ち着いた頃にビジターでのオファーが出たところから再開するとしている。ただこのままビジター球場の使用不可も続けば、再開は6月7日となる見込みだ。球団幹部は記者団に対し「再度自主トレ期間とし満を持して試合再開に臨んで欲しい。ただその前に病気の蔓延を抑えることが先決。無理をせず自分の体も気遣いながら行動してほしい」とコメントした。【RP通信】