◆ 大幅ダウン受け入れ。ニュー青原に期待
合同自主トレ2クール目も終了し、いよいよオープン戦を残すのみとなった開幕直前のレイバンス。選手たちがアツいレギュラー争いに向けた猛特訓を続ける中、花房はこの日練習には参加せず球団事務所を訪れ、二度目の契約交渉に臨んだ。結果、昨季の推定5億1千万からのダウン提示は変わらないものの、球団側の当初提示額4億8千万からは500万アップで、最終的に4億8500万でサインした模様だ。交渉後記者に囲まれた花房は無言でクルマに乗り込んだが、発車させる直前、記者団に向かって「いいね!」マークを出すなど、少し心に余裕が出たようだ。ようやく2015年季開幕に向けた調整開始だ。
一方同じ日、レイバンス球界に激震が走った。他者を寄せ付けない高額年俸を受けていた青原が、なんと史上最大の下げ幅「5億ダウン」(推定年俸7億7千万)でサインした。青原に対して球団は当初、出場数や成績から2億7千万の大幅ダウンを提示したが、逆に青原から「もっとダウンを!」との要望があり、最終的に5億ダウンとなった。青原は記者団に対し「このカネを、若手選手たちの育成に回して欲しい」と語った。【零番通信】