◆ 密かに「年越し」キャプテン花房が提示額に不満
新年を迎え、チームも「2015年草野球ワールドシリーズ」優勝に向けた新たな気持ちを持ち始めたさなか、2014年内には片付いていない問題があったことが発覚した。花房が、球団側の年俸提示額に不服を申し立て、契約書へのサインを保留していたのだ。関係者によると、2014年の暮れも押し迫った12月29日、球団事務所を訪れた花房は昨季より3000万ダウンの4億8000万を提示され怒り心頭。何も言わずにその場を去り、後日球団側に「正月はハワイに行くから戻ってきたら再び交渉だ!」とのメールを入れたという。2014年季、チームはリーググループ優勝を果たすなど一見華々く見えるが、その原動力は新人選手達やあるいはハッキリ言って「山田投手」のみ。古参選手&お馴染みのアノ選手らは、軒並み打率1割に満たないかそこそこといった惨憺たるもの。また、このところのガソリン安や円安といった「アベノミクスはどこに行った」と言わんばかりの不況で、チームの財政も悪化していることなどから、選手たちの年俸は軒並みダウンを余儀なくされている。チーム財政の悪化と成績不振。花房にも「減額」という白羽の矢が立ったのだが、一部マスコミに対し花房は「オレのケガはチームのために頑張ったいわば『公傷』だ。その影響でバットにボールが当たらないというのに、それを年俸に反映させるとはナンセンス!新年から2人の子供をどうやって食わせていけばいいんだ」と不満を漏らしているという。交渉は、1月中頃にも再開される見通しだ。【零番通信】