HOME > れいばんサンのひとりごと > 2024年5月5日号
れいばんサンのひとりごと
■マナーから 人命救助も あるんです
ファウルボールを取りに行ったら人が倒れていて、チーム全員で介抱して命が救われたそうです。

素晴らしい!拍手!総理大臣賞!てか、ノーベル賞!いや、よくわからない。とにかく感謝状!

それはもらったらしい。当然ですね。

事が起きたのは3月の滋賀県。少年野球の保護者が、ファウルボールを取りに行ったら女性が倒れていたそうです。

とにかく救急車を呼んで、その間に、試合が行われた小学校に備え付けられたAEDで対応。

さらには、保護者の中に看護師サンがいたので、その方とともに皆さん一体となって対処したということです。

意識を失って倒れていた女性はその後、自力で呼吸や心拍が回復したということです。ほっ。

いやあ、本当に、ファウルボールを取りに行くことは大事ですね。

ホームランでも一緒ですよ。例えば上野公園なんかご存知の方はご存知と思いますが、フェンスが低い。

そうなると打たれた球はすぐに外に出て、しかもその外はご案内の通りの人通りなのです。

ゴルフだけじゃなくて野球のボールも危険です。これを読んでくれている野球無関係の皆様もお気をつけください。

とにかく野球場近くでは、空を眺めて危険を回避することをオススメします。転ばないように注意。

ファウルボールが飛んで行ったら打者側のチームが走って取りに行くのが暗黙のルール。

特に明確に決まっているわけではないのですが、それがなんとなく日本のマナーなのですよ。

こんな出来事もあるので、とにかく周りに細心の注意を払ってゲームを楽しむということですね。

だからといって、取りに行かない対戦相手をなじったりとかしないでくださいね。対戦への熱意以外は穏便に。

ときには言いたいときもありますが。おっと。真面目な道徳的な野球コラム欄らしいシメになったな。