◆バッテリー◆　渕上/NEKO→柴山/渕上

今季これまで5試合に登板し、失点が「1」で防御率は驚異の0点台だった渕上が、まさかの猛攻を受け激敗した。渕上はチーム2試合目となった3月12日に初登板。4回まで投げ失点1でマウンドを降りたが、味方の援護がなく敗退した。その後は全く点数を取られない超好投を続けてきた。奪三振に至っては20イニング投げて27という脅威の数字を残していたが、今回は相手が悪かった。数々の強豪大会で優勝を狙う強豪中の強豪。まさかの三振を一つも奪えず6点を失った。初登板時の相手も超がつく強豪。それを1失点で抑え込んでいた実力者だが相手はそれを凌駕していた。だが、対する打線も食らいつく。2試合連続の完封負けかと思われたが、見事に3点を奪取。それこそ3月12日のように「惜敗」といって良い粘り強い展開を魅せた。ただ、打ったのは準レギュラーやテスト生選手のみ。レギュラーで唯一出たヒットは村雨の内野安打のみ。選手たちが急きょ次々に欠席を余儀なくされた中で緊急で集められた助っ人陣たちが大いに活躍して超強豪相手に何とか『試合」はできた形だ。