【1面】2023年1月8日(日)号外
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インセンティブを受け取るわけにはいかない!

昨季、前人未到の通算40本塁打・200打点を決め、200試合出場も果たした佐藤かづきが契約更改に臨み、球団側提示の推定年俸7億1000万を断り、新たな「出来高」を提示していたことがわかった。佐藤は昨年12月初旬、球団との最初の交渉時に上記年俸額を提示されたが、「ノルマ未達成なのでインセンティブを受け取るわけにはいきません」と言ってそっと席を立ったという。球団初の7億超えの内訳はこうだ。まず、昨季年俸の5億6000万に対し、優秀賞獲得の活躍を受けて5000万アップの6億1000万、それに、達成はできなかったものの1億を足した形だ。確かに目標ノルマはあったが異常に高い「30安打10HR30打点+三冠王」。常人では難しいこの記録に対して、なんと未達成はHRと三冠王のみ。HRはあと3本で三冠も首位打者を残すのみだった。この好成績にインセンティブを乗せた球団側に対し「0」を要望。越年して交渉が続いたが、先程、球団側の「せめて年俸5000万アップは受け入れを」という話に佐藤側が合意。推定年俸6億1000万+出来高「10HRかつ三冠王で報酬2億」という条件で合意した。佐藤は記者会見で「賞金より称号」と語った。【RP通信】
ヒーロー
 ■ ケンさんのつぶやき
いやいやこの男はやってくれるわい。なんたって昨季は、誰も成しえないと思っていた記録に肉薄したんじゃからの。安打は31で打点は34。これだけ見ても立派じゃ。それでも自分に厳しく課題を与えるとは。来季も大暴れに期待じゃな。