なんという頭をしているんだっ！野球部員はボウズに決まっているだろう！いますぐバリカンで刈ってこいっ！

なぁあんたること！高校球児ともあろう者が白い歯を見せるなっ！笑顔禁止だ！

決勝の試合開始時間を午前中にしろ！？なぁにぬかしてやがる！むしろ南中だ。真夏の真っ昼間のそれも南中時間の2時っ！！

という根性根性ド根性の時代は終わったのですかね。

いやいや、この炎天下で2時に始めるというド根性根性はまだ終わっていなかったですね。会議室でお考えの皆様。

違うか。夏休みを利用しての学生活動で日程が詰め詰めになるのは仕方が無いし準決勝終了から選手を休ませる考えも分かります。

ただ、ねえ。いやいや、きっと散々考えた結果でしょうから、外野が文句いうのは無粋というものですね。

まあただ、時代が変わったなあ感は、長髪の高校球児たちを見るとありますねえ。

長髪でもないか。でも丸刈り少年たちに比べたら長髪ですよね。プロ野球にはもっとロングなピッチャーもいますが。

大リーグじゃ昔から普通か。そうそう。時代とともに変わるんですよ。

105回！？夏の全国高等学校野球選手権大会ってもう105回目になるの？ざっと100年くらい？それ以上？

その間、ずーっとボウズ頭だったんですかね？高校球児たちは。

過去には、ボウズ頭がイヤで野球を断念した超高校級のスラッガーやエースもいたんだろうなあ。

笑顔もさあ、いいんじゃないかなあ。あ、これはダメなんて誰もあからさまに言っていないか。ガッツポーズは怒られたらしいけど。

それにつけても、観ている側は言いたい放題ですね。いろいろ事情はあるのを調整しての結果ですよ。時代背景も含めてね。

夏を感じたい観客は球児たちのアツい戦いを観ながら髪の毛の長さや歯の白さや放送時間の兼ね合いを気にしますが、球児は全力です。

まあしかし、なんか甲子園が終わると夏休みとか夏そのものとかの終わりみたいで、なんか寂しいですねえ。