新就任・ビッグボス、ギリギリの決断

3年ぶりのリーグ参戦だ。世界的な病魔の影響も含めて、長らくリーグ戦への参加を見送ってきた零番球団だが、ここにきて参加を決めた。決断の原動力となったのが球団会長代理に就任した「ビッグボス」氏。昨年末に、突然就任が決まった氏はその辣腕をいきなり発揮。3月の開幕を直前に控えた2月28日に緊急記者会見を開き、リーグへの参加を発表した。新規参入を決めた先は「ねリーグ」。レイバンスのホーム球場である光が丘公園をはじめ活動地域の中心地である練馬区を冠するリーグであることが決め手となったとの噂もあるが、これには東側在住の選手団が猛反発。東と西の選手代表の間でかなりの議論が戦わされ、幹部会でも意見が分かれ参戦見送りも検討されたが、リーグ側からの「試合会場は特に練馬にこだわらない」との回答を得て参戦が決まった。また同時に、人気のリーグだけに空き待ちでもあったが、タイミング的に空席が出たことも決定打となった。ビッグボス新球団会長代理は「優勝を目標とは言わないが全速力で走ること」を選手たちに命じた。【RP通信】