【1面】2017年1月2日(日)号外
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40歳の引退表明へ。公約通りだが、「条件」もありか
ついにこの男の有終が近づいてきた。2002年に彗星のごとく現れ、それまで不遇だったチームを再建に導いてきた立役者の一人と言っても過言ではない青原選手が、かねてから公言していたように、「40歳になる今年、引退をする(かも)」と球団に申し入れてきた。星一徹のような父に鍛えられ、野球をするために生まれて来たような男が、ついにユニフォームを脱ぐことになる。本紙は、青原に直撃取材を試みた。南太平洋の島国・フィジーにある球団会長の別荘近くにて自主トレーニング中の青原は、忙しいなか快くインタビューに応えてくれた。「野球を始めて、今年で28年になります。 思い返すと辛い事しかありませんでした。 嬉しい事が少ない競技なのかもしれません。 色々な人に迷惑をかけ、色々な人に助けられ、そして、全く知らない人にストライクやボール、アウトやセーフを決められた28年間でした。今年の成績次第ではありますが、引退を決意しております。これまで、応援してくれた全ての人に感謝しております。 ありがとうございました。」 引退後の活動は不明だが、恐らく球団側は、コーチとしての残留を強く望むと思われる。しかし、青原自身の中ではまだ「2017年季を闘う」という意識しかないようだ。【RP通信】
ヒーロー
 ■ ケンさんのつぶやき
まだまだやれると思ったのだが、本人の意思が固いのでは仕方がない。しかし「調子次第」とも言っているので、まだ「ハーフハーフ」との期待も、ファンの一人としては残しておきたいところだ。とにかく、今季はその一挙一動に注目ですな。