1試合雨で飛んでの第4戦。春まだ遠いように感じる肌寒い日が続いていたが、この日はようやく春らしい暖かさが戻ってきた。そしてリーグは2戦目。今一度サクラを咲かせたいレイバンス。先発はやはり、エース山田。しかし山田は初回立ち上がり、被安打と四球などでノーアウト満塁のピンチを迎える。昨季は勝利しているチームが相手とはいえ、その時は僅差での勝利だったことを考えると、否応なしに選手たちの中にも緊張が走る。気合で守り抜き、ここは見事に守備陣が踏ん張り0封で抑えた。そして迎えた2回表、山田が自らタイムリー内野安打を放ち2得点と先制。とにかくこのまま逃げ切りたいと、守備陣に一層のチカラが入るが、3回裏、四球で出たランナーを返すヒットを浴びて1点差に詰め寄られる。選手たちの間に再度緊張が走り抜けるが、そこもさらに踏ん張る守備陣。ピンチを何とか切り抜けた。その後は息詰まる投手戦が続き、6回に5番吉田と6番猫壱がタイムリーを放ち追加点。ガマンの展開をなんとか逃げ切り、リーグ2勝目を手にした。